私は製造1課の天刃付け工程を担当しています。天刃付けとは鋸の刃先を尖らせて、より真っ直ぐに切れるようにするための重要な工程です。品種に合わせて1日に計10台程の機械を効率良く稼働させ、図面に合った加工が施されているか確認しながら作業します。 また、切れ味の良い製品を作るために砥石の摩耗に留意し、削れた刃先の断面を細かくチェックしています。高品質を守ると同時に、生産量を守るための始業前の機械点検も欠かさず行っています。
天刃の工程は、正確さを求められます。少しのズレが公差範囲外になるため、100分の1ミリ単位での調整作業に加え、1日に何度も投影機で検査します。 品質水準を保つことを念頭に置き、チームとしてしっかり確認を行うことで、「完璧な製品を後工程に送り出そう」という気持ちで作業にあたっています。製品の品質にプライドがある分、業務は毎日充実していてとても達成感があります。
昔から木材を使用したDIYが好きで、小学生の頃は犬小屋や木製のプランター等のDIYにゼットソーを使用していました。小学生の力でも簡単に挽くことができ、切った断面が綺麗で、作品の出来栄えが良くなるゼットソーに改めて関心を持ち、製品についてもっと知りたいと思ったことが入社のきっかけです。
私は製造業界を未経験で入社したので、初めは分からない事だらけでした。でもどの先輩も優しく理解できるまで向かい合ってくれる人ばかりです。 今度自分が教える立場になったら、積極的に質問してきてくれる人がいいなと思います。質問される僕自身も成長できるし、仕事でもプライベートでも気軽にコミュニケーションがとれたらと思います。
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