法隆寺宮大工 西岡常一さん

 おはようございます。
 担当のシバノです。 

 さて!以前会社でドキュメンタリー映画
『法隆寺宮大工 西岡常一の遺言 鬼に訊け』
を鑑賞しました。
 西岡常一・・・若干25歳で昭和の大修理の棟梁となり
         昭和40年からは、薬師寺の天平伽藍の
         復興で全国から集まった大工の棟梁として
         再建に携わった方です。

 西岡さんはわたくしの親父(鑿、小刀鍛冶職人)も知っていました。
「超有名人や。五重の塔を建てる時、学者の計算上では
 絶対あの角度の軒反りはでないと言っていたのをいやできる!
 と反論しその角度で再建した方や!」
木の性質や癖、また1000年先の事を考えてるから分かるんでしょうね。
学者との話し合いでも一歩もひかない。そこから法隆寺には
鬼がいるという名前が付けられました。

 ビデオを見て、木造建築の素晴らしさ、仕事への姿勢、たくさんの
ことを学ぶことができました。

その一つに、槍鉋があります。室町以前に主に使用していた槍鉋を
和釘を原材料に鍛冶職人に作ってくれと頼みます・・・

         つづく

 

 

 

          

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