とりくみ    
 

 

 

 


 

株式会社岡田金属工業所は、昭和18年創業以来「使う人に満足して頂ける製品づくり」を社是に掲げ、常により良いものづくりにとりくんで参りました。


それは、ものづくりの結果が形となり、使って頂ける方に満足して頂けることにより、我々の自信と喜びにつながり、それが次の企業活動への活力になると信じているからに他なりません。


我々自身が社会への貢献を実感し作る喜びを感じることが、より良いものづくりを行うための土台となるのです。

 

 

 

 

 

 

創業当時
 

 1.使う人に満足して頂くための新商品開発

 
     

ゼットソー265」の誕生は、被削材料の変化への対応を望む、お客様の声に応えるところから始まりました。

 

そして、いち早くハードインパルス(衝撃焼入れ)技術を導入し、意欲的に新製品を開発した結果、発売以来35年間で一億枚の販売実績を誇る、鋸のスタンダード製品となりました。


現在でも「ゼットソー硬木250」や「パイプソーフラット」のように、お客様の声に細やかに答えられる製品づくりを心がけております。

また、本職のお客様だけでなく、のこぎりを趣味として、さらには生活の一部として、家庭でも上手に使って頂くために「LIFEシリーズ」の展開も積極的に行っております。

 

 

替刃式のこぎり ゼットソー硬木250

ゼットソー硬木250

 
       
   2.使う人に満足して頂くためのものづくり  
     

道具がそれを使う人に満足を与えるモノでなければならないように、生産設備も道具造りのマインドを忠実に実践してくれるものでなくてはなりません。このような要求から生産設備はすべて社内で設計・製作するようになりました。


我が社の生産設備は現場のニーズを満たす設計、それを忠実に形にする製作・組み立て・電装・試運転・現場への配置・オペレーターの養成まで一貫して同一チームの生産技術者が担当するユニークなシステムで開発されます。


生産活動の中で生み出されている多くの貴重なノウハウを重視し、次の機会に必ず生かしていく「生産システム中のフィードバック」が当社の道具造りのマインドの実践に不可欠な要素になっています。

   
       
   3.使う人に満足して頂くための品質管理  
     

良いものを作っても、その品質にムラがあっては意味がありません。我が社では、使って頂けるすべての方に満足して頂くために、徹底した品質管理に力を入れております。

 

我が社の自動生産機械は加工品の出来栄えを自ら評価し、それをフィードバックすることにより自動調整を行う機構を備え、高いレベルでの品質の安定を実現しております。

 

さらに、のこぎりの命である目立て工程後には、刃先の全数検査を行い、形状が規定に満たない製品の流出を防いでおります。

また、刃先焼き入れ工程後には刃の先端に対して厳正な硬さ試験を行うなど、品質のムラを徹底的に無くすことに取り組んでおります。

こうして、「ゼットソー」というブランドの確かさを守り続けているのです。